きっとよくわかるバトルテック　その2（後編）

ここから難易度が急上昇するが、これまでに培った知識と経験で乗り越えていこう。と言ってもまだ一つしか戦場の経験はないけど。だがDEKKERさんを生き残らせるためにも頑張ろう。

この先生きのこるには

f:id:BLR-1G:20180510214930j:plain

まず、敵を知り己を知れば百戦あやうからずとも昔から言われているのでまず味方の性能を確認しておこう。プレーヤー機は引き続きブラックジャック、BEHEMOTHは前回敵のメックとして登場したシャドウホーク。この2つはだいたい勝手がわかるはず。そしてGLITCHは45tメック、ヴィンディケーター（VINDICATOR）だ。このメックは45tとシャドウホークより軽いわりに機動力で劣るものの、それなりに厚い装甲を持ちPPCとLRM5による距離を置いた戦いを得意とするメックだ。そして問題のDEKKERさんである。彼の機体は前回にも出てきた30tメック、スパイダーだがここで改めて性能を確認しよう。

どうすんだよこれ

30tメック、スパイダーは偵察用メックだ。その機動性能はトップクラスで、地上でもジャンプでも圧倒的なスピードが出せる。簡単に言うとヴィンディケーターの倍だ。それはいい。問題はその武装と装甲にある。武装は中口径レーザー2門。以上。終わり。打ち止めです。重量にしてたった2t。下手すると小口径レーザー4門の方がマシなレベル。そしてさらに厄介なのは装甲は全部で280点と20tメックのローカスト以下の数字でしかないところ。腕に1発中口径レーザーがヒットしたらその部位の装甲はなくなるし、2発で腕がなくなる。ほかの部位も2発当たれば内部構造にダメージが入るし3発当たれば胴中央以外吹き飛ぶ。

当たらなければ（ｒｙ

と言いたいところだが乱数の神様は意地悪なので確実にあたらない方法は…あった！物陰に隠れることである。このマップは山がちな地形なので隠れる場所には事欠かない。敵が移動してきて射線に入りそうになったら高いジャンプ性能を生かして攻撃の当たらない位置に移動しよう。敵にトドメを刺せそうでも決して攻撃をしかけないように。一瞬の油断が命取りになるのでかならずガード状態を保持しておくこと。

この射線が通らないようにするテクは後々役立つ。だが、曲射できるLRMには通用しないことも合わせて覚えておこう。

進撃開始

さて、具体的に攻略していく。まず山の上の方から攻めていくことになるが、初期配置から素直に道路に沿って目的の施設に行きたくなる。しかし、ここはあえて道路を使わず下の写真にある裏道を進んでいこう。途中で敵のメック、スパイダーと25tメック、コマンドーコマンドゥがやってくる。シュワちゃんがロケットランチャーを持っているからかコマンドゥはSRM6とSRM4、中口径レーザーを備えた高い近距離戦闘能力を持つメックなのでスパイダーは無視してこちらに火力を集中させたい。

f:id:BLR-1G:20180510224226j:plain

もし道路沿いに進撃すると施設に設置されている砲台の射線に入るためメックと交戦しているその後ろから援護射撃をされてしまうので一気に不利になる。どちらにせよ施設から離れた位置にある砲台からのミサイルは食らってしまうが、そっちは諦めるしかない。無事メックを撃破できたら施設に設置されている砲台を片方の射線が通らない位置から一つずつ潰し、TURRET GENERATORを破壊しよう。そうするとうっとおしかった例のミサイル砲台も沈黙する。

一難去ってまた一難

あらかた片付いたら次の目的の施設に新しい敵が降下してくる。登場時にはUNKNOWNだが、シャドウホークとスコーピオン戦車2台だ。シャドウホークは坂道を登り、戦車2台はまず下の道へ行くので勝手に分散してくれるのでたやすい。特に戦車は手を出さなくても初期位置の味方ベースに突っ込んで砲台に撃破されることもある。あとはどれだけ被害を抑えるかだけだ。シャドウホークは格闘性能が高く、85点のダメージを受けてしまうので殴られる前に仕留めておきたい。

騙して悪いが…

任務を果たしたら指示通り味方ベースに戻ろう。そうするとベースの連中がこちらのメックを奪うために襲ってくる。砲台は4つ、それぞれSRM6と火炎放射器2つずつという強力な装備をしておりまともに戦えば負けなくとも撃破され戦死者が出る可能性が高い。さてどうしたものか…ここで敵のユニットをよく見て欲しい。TURRET GENERATORが真ん中にある。そこに気づくとはやはり天才か…。賢明なるプレーヤー諸君は最初の施設にあったこれを破壊するとどうなったかお気づきだろう。そう、砲台が沈黙するのである！

最初のターンでこれを破壊すれば砲台は全滅する。それさえ片付ければあとはスコーピオン、ガレオン、ストライカーというおなじみの車輌が各1台ずついるだけなので楽勝である。